2026年2月28日土曜日

メキシコの麻薬王 エル・メンチョが殺害されメキシコ国内は大荒れか

 カルテル首領の殺害が意味する「権力の空白」

歴史的に見ると、メキシコにおいて強力なリーダーが排除された後は、治安が一時的に「改善」するのではなく、むしろ「激化」する傾向にあります。これには2つの大きな理由があります。

1. 組織内の後継者争い(内紛)
絶対的なトップがいなくなったことで、ナンバー2や若手リーダーたちが組織の主導権を巡って争い始めます。統制が取れなくなった派閥同士が、市街地で勢力争いを展開するリスクが懸念されます。
2. 外部勢力の侵入
ボスが健在だったことで守られていた「縄張り」が、弱体化とみなされます。ライバル関係にある他のカルテルが、ここぞとばかりに利権(密輸ルートや拠点の支配)を奪いに攻め込んでくるため、境界地域での衝突が増加する恐れがあります。
現地での生活で守るべき「安全の鉄則」
移住にあたっては、カルテルの抗争に巻き込まれないだけでなく、一般犯罪への対策が重要です。
  • 夜間の移動を避ける: 市街地であっても、夜間の独り歩きや車の運転は極めて危険です。長距離移動は必ず日中に行い、有料道路(Cuota)を優先してください。
  • 「見せない・目立たない」: 高価な貴金属やブランド品、新型のスマートフォンを公の場で出すことは避けてください。犯罪者に「金を持っている」と思わせないことが最大の防御です。

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