2019年8月20日火曜日

6月のアメリカへの出張の旅の記録⑦ マンモスケーブ国立公園 その2

さてバスに乗り込んでツアーが始まると、15分程走った所で
バスは停車し、小さいドアがある入り口へと入っていきます。
トイレはないので、必ず行っておく事をお薦めします。
中に入ると、すぐに冷たい空気が流れます。
コウモリが多数生息しているため、カメラのフラッシュは絶対たかないように
注意されました。
また10cmぐらいのスパイダーがあちこちにいます。触らないように
進みます。
すぐに階段が出てきたのですが、思っている以上に狭い階段が
ほぼ垂直の穴に設置されています。こんな所にどうやって設置したのか
と思うぐらいの穴に階段が設置されています。
少し降りたところでレンジャーが説明を始めます。150段ぐらいは降りたでしょうか?
こんな感じのベンチが置ける広い空洞があります。
ここで、レンジャーが色々説明してくれるのですが、おもしろかったのが、
『みんな静かにして、携帯は見ないで、静かに目をつぶって』と言い、
付いている電気を消しました。

・・・・・・
完全な静寂です。
完全な暗闇です。
こんな経験を現代社会でなかなかできる物ではありません。
大自然の中でも月明かりや星の光がありますが、そこは完全な暗闇でした。

レンジャーが続けます。
『かつて、この洞窟を見つけた冒険家の甥にあたる女性がいました。
彼女は、この冒険家にご飯を届けるために、毎日、中に入っている冒険家に
一人でマッチの明かりだけで、ご飯を届けにいくほど、その冒険家を愛していました』
と言い、マッチを付けました。
今は大勢がいるので、恐くないですが、こんなの恐怖でしかありません。
人を愛するとは、このレベルなのか!? と驚きました。
ちなみに冒険家の名前は忘れました。

そんな話を聞き、更に洞窟の奥深くに進みます。
結局、歩いた時間は60分程で、全く疲れる事がなかったツアーでした。

最後にFroozen Naiagara という鍾乳洞を見て、出口に到着しました。
帰りはバスで戻り、元のVisitor centerへ到着しました。
時間もなかったので、足早にマンモスケーブを後にしましたが、
今度は乗馬ツアーなどにも参加したいです。

ケンタッキー州から一気にイリノイ州のSt Louisを目指します。

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