主にアメリカに行く際に、僕はアメリカの各都市を周遊するような形で
海外出張をしています。
例えば 成田からシカゴ→ヒューストン→ロス→成田という感じです。
※実際はもっと複雑なスケジュールですが。
これをHISのチケットで購入すると、結構割安で購入する事ができます。
時期やタイミングで価格は異なりますが、相場観でいうと25万円前後が
平均かと思います。
国際線の往復チケットを買えば、アメリカ国内線のチケットは小額のお金の追加で
正規料金とははるかに安い価格で付ける事ができます。
いわば新幹線のチケットで、下車した後にJRの路線が無料で乗れるような気分です。
ところが、このチケットには大きな落とし穴があります。
出張ですし、2週間と長期のスケジュールは、顧客の都合や悪天候など、
仕事の状況次第で変更を余儀なくされる事があるのは事実です。
そんな時にHISのチケットは、かなりの役立たず感が出てきます。
例えば、先述の成田→シカゴ→ヒューストン→ロス→成田の場合、
シカゴで仕事でトラブルが発生し、ヒューストンをキャンセルし直接ロスに行く場合、
通常、シカゴからロスのチケットを追加で購入し、
シカゴ-ヒューストン間とヒューストン-ロス間のチケットは捨てるしかないはずです。
しかしながら、僕が幾度となく陥ったトラップは、このチケットは連結チケットで、
シカゴ-ヒューストンのフライトに乗らないと、全工程がキャンセルになってしまうという
恐ろしいシステムのチケットです。
この融通が全く効きません、というよりかはHISがUnited
airlineなどの現地キャリアと直接交渉してくれません。
おそらくHISでありながら英語での交渉ができないのが1点と、面倒なのか能力が低いのか知りませんが
どうしてもやってくれません。
ちなみに現地で自身で、航空会社に交渉した場合は、交渉可能です。
しかも、大体が受け入れてくれます。
その時点で、僕はHISは何もやってくれないなーと思ってしまいます。
とにかくHISや旅行会社で周遊のチケットを購入するなら、その点を確認しておくべきだと思います。
皆様、お気をつけて。
それでは良いお年を。