2022年10月31日月曜日

イギリスがEUROじゃないと実感した瞬間 in Germany

出張でヨーロッパからの帰り、ドイツのフランクフルト経由で

羽田行の便に乗るために、出国のゲートに並んでいました。


出国ゲートはその時間、非常に混んでいて2つ前を並んでいたインド人は

フライトの時間が迫っているのか焦っており、中年のドイツ人の係員に

時間が迫っている、先に行かせて欲しいと相談しているのが目につきました。

幸い僕は乗り換え時間がたっぷり2時間半もあったので全く焦りなく

列に並んでいました。

その係員はインド人の要求に見向きもせずにそのままでいろと冷たく指示して

いました。その後、あまりの長蛇になってきたため突然、係員が

『Euro passport over there』少し離れたところにあるゲートにユーロ圏の

人だけを流し、長蛇を緩和させようとしました。

そんな時に後ろの方から『How is British passport?』と叫んだ男性がいました

係員は『British stay here』と言いました。

この瞬間、改めてイギリスはEURO圏から外れたんだと実感しました。


さらに若いアメリカ人の女性が係員に『フライト時間が迫っている』と伝えたところ

仕切っているロープを開けて先に通しました。

インド人の男性はそれを哀しく少し怒りに満ちた目で見ていました。

結局、彼はゲートの窓口でパスポートを僕より2つ前で出したにも関わらず

後から隣のゲートで申告をした僕にはスタンプを押して素通り

インド人の彼は、たくさんの質問をされて、さらに時間を要していました。

まさに"人種差別"を実感した瞬間でもありました。


何か悲しい事が2つも一度に起こったフランクフルトの空港でした。

その後、ヨーロッパ~アジアの遠回り航路でフライト時間12時間を要したのは

伝えるまでもない事です。疲れた 

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